ほたるんのおうち

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DDLC+(ドキドキ文芸部プラス!) クリアしました【ネタバレ感想&考察&妄想】

2021.10.16カテゴリ:ノベルゲーム


警告:DDLC+のネタバレ注意




↓↓↓↓↓↓↓↓↓


















めちゃくちゃ有名なADV、DDLCを今更ながら初見クリアしました(DMLCではない)。
プレイしたバージョンはスイッチ版です。今までDDLCの直接的なネタバレは回避してましたが、メディアの宣伝や周囲の反応から「たぶんこのゲーム、メタ要素があるのは確定的としてゲームの中のヒロインたちは主人公を好きになるようにプログラムされただけの存在だったり途中で世界とヒロインがバグって支離滅裂なホラーになって最終的にプレイヤーかヒロインがセーブデータやらなんやらを消去させるようなギミックがあるんやろなぁ……」というような予想はしてたので「な、なんだってー!!!」と大きく驚くようなことはありませんでした。「ゲームでしか味わえないギャルゲーに見せかけたサイコホラー」って言われてたらねぇ……うん……そう来るよなぁ……っていう気持ち。「こういう雰囲気のゲームはこれが初めて!」という人だったら新鮮に感じるだろうけど、似たような作品をいくつかやってるとね、もうある程度予想できちゃうよね。具体的な作品名を上げるとその作品のネタバレになってしまうので言わないけど、似たような気持ちのプレイヤーは他にもいたと思う。だからスイッチ版が出るまで食指が動かなかったんだよね……。
ただ勘違いしてほしくないのですが、ある程度予想できた=面白くなかったというわけでは全然なく、プレイ中はお化け屋敷に入るような感覚でわくわくしましたし、「メタが来るのは分かってるんだ!さぁ来い!相手にしてやるよ!!!」という気持ちで挑んでたこともあって終始楽しかったです。エアコンがちっさいのは笑いました。

Act3のキャラクターファイルを削除するギミックでは「これPC版だとローカルファイルで直接削除するんだろうな……没入感的にPC版でやりゃあ良かったかなぁ……」と心底思いました。CS版はローカルファイルを弄るなんてことができないため、プレイヤーがしていることはデスクトップに見立てた“ゲーム画面”から「ゲームのデータを弄ってる風の操作」でしかありません。でもまぁ、それでもやりたいことは伝わったので良いでしょう。

そして本編を終えた(というかモニカに破壊された)のでサイドストーリーをプレイ。正直本編だけでモニカの物語としては充分な出来だったので、サイドストーリーはおまけ程度としか思ってませんでしたが個人的にはこれこそが本編でした。





引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

これ完全に百合ゲーじゃねえか!!!!!!!!!!!
どうして誰も教えてくれなかったんだ!!!!!!!


詩を通して心を伝え合い、自分と他人の複雑な感情に向き合って、お互い歩み寄っていく友情の物語。
分かり合えないと思っていた部員同士がぶつかって言葉をかわして受け止めて、本当の友情を育んでいく様は感動しました。
サヨリがモニカに「時々死にたくなる」って自分の心の闇を打ち明けたときがこのゲームで一番ドキってしたかもしれない。
おお……素晴らしい……すごいシナリオだ……文芸部である意味を感じる百合だ……本編がああいう作風だから余計に尊く感じる……。
サイドストーリーで本編とは全然別のベクトルの衝撃を受けるとは流石に予想しなかったけど、本編よりもドキドキだよ。本当にありがとうございます。

ガバガバ補足:「百合ゲーって言っても女同士で恋愛してないじゃん」と思う人がいると思いますが、ぼくは「百合=女の子同士で特別な感情が揺れ動くこと」と定義しているため、女の子同士の友情も立派な百合です。ちなみに女の子同士で恋愛するジャンルは「GLを含んだ百合」として認識しています。とにもかくにも、DDLC+に関しては「友情を含んだ百合」として認識していますし、客観的に見てもサイドストーリーのイベントCGを見て百合じゃないと言い張るほうが無理があるので本編はともかくサイドストーリーは完全に百合ゲーです。これにて証明完了。Q.E.D.

さて、本編もサイドストーリーも楽しんだので、DDLC+は終了です。面白いゲームでした。ありがとう。
次はなんのゲームをしようかな……
……













ところがどっこい、このゲームはまだ終わらないんだなぁ。むしろここからが本当の本番です。
クリア後に「結局メタバースってなんぞ?」と思ってググってみたら、なんとDDLCには数々のイースターエッグが隠されており、日夜議論が紛糾しているという面白い有様ではありませんか。「はえー、こんな隠し要素があるんか……」と思いながら情報を漁っているうちに、気づけば沼の深みにハマっていました。こういうゲームは大好きだよ。
ただ、考察するのが億劫というか、「解けない謎を考えても仕方ない」とか「ストーリーに関係ない要素は蛇足」だとかと思う人は向いてないです(否定してるわけではない)。このゲームは本編とサイドストーリーを終了した時点でも充分楽しんだと言えると思いますし、ここから先はもはや趣味の領域になってくるので「文芸部以外の話はどうでもいいよ~」という場合はここでサヨナラしても全然OKだと思ってます。

さて、上の方の感想で「CS版だとデータファイルを弄るのが仮想マシン越しになって残念」的なことを書いてますが撤回します。実際の所、仮想OSを用意することでメタ構造をより複雑にしている狙いがあるのでしょう。デスクトップにはメタバース社のメールや意味深な隠しファイルなどがいくつもあるので、このシステムを用意した理由は「CS版でPC画面を再現するための苦肉の策」ではなく、それ以上の意味が絶対にあるはず。
たとえば、「現実世界のどこかに存在するメタバース社のPCにゲーム機を使って遠隔アクセスしている」という演出だったとか……。もしそうだとしたら脱帽です。

さてさて、ゲーム内で提示される情報とネットで拾った情報をもとに考察や妄想をするのはとても楽しかったわけでありまして、せっかくなのでDDLC+の謎に対する自分なりの見解をまとめようと思います。
警告なのですが、これはDDLCをクリアして1週間も経ってないような新参者のにわかプレイヤーの妄想なので、洗練された考察がみたい人は別のサイトへ行くことをお勧めします。
先駆者たちが苦労の末に必死で解読した諸々のイースターエッグや隠しファイルの開き方をなんの苦労もなくググって把握することに些かの罪悪感を覚えますが、ぼくごときの力では翻訳もデコードも出来ないので許してクレメンス。いやぁ、プレイヤーが多い考察ゲームっていいよな……考察要素もりもりなのにプレイヤーが少ない作品だとこうはならんからな……(遠い目)



アドバイス:これより下の文を読むときは、あなたの手元にあるDDLC+を起動してメールや隠しファイルを表示させながら確認したほうが理解しやすいと思います。







隠しファイル
デスクトップメニュー「ファイル」の中に存在している「特定の時間にアクセスすることで閲覧が可能になる謎のファイル」のこと。中身はテキストとなっている。ファイルの場所や閲覧可能な時間帯についてはゲーム中にヒントが存在しているのだが、ここでは割愛する。

DDLC
「上位存在を認識し、世界の仕組みに干渉することができる人間がいたらどうなるのか?」という仮想世界を用意して、その世界で発生した人間の心理や周囲の影響など諸々のデータを収集するためのシミュレーション。
DDLC世界で「上位存在を認識し、世界の仕組み=プログラムに干渉できる能力」は「特権アクセス」と称される。キャラクターファイルの削除等の行為も特権アクセスが必要となる。
また、DDLCを観察している上位世界(=現実)の人間も、特権アクセス許可によって下位世界(=DDLC)のデータファイルを操作することが出来る。
DDLCは対外的にはビデオゲーム形式を装っており、シミュレーション活動の記録を遊べるスクリプトとして利益化している?

メタバース・エンタープライズ・ソリューション
IT系の会社。HP→ https://www.metaverse-enterprise.com/
理由は不明だが、秘密チームを結成してVM内の世界を観察し、データの収集および解析を行っている。また、「我々のいる世界もシミュレーションである」と疑っている?
VM内で発生したシナリオが現実にも発生した場合の可能性を懸念しており、そうした際には何かしらの「我々の目的」を果たす必要があると考えている。

VM
仮想マシン?
仮想世界をシミュレーションしている。地球シミュレータのようなもの?

VM1
仮想マシン1、DDLC世界がある場所。小規模の世界(文芸部)をシミュレーションしており、何度もリセットされている。アクセスの簡易性のおかげで観察は容易だった模様。
VM1のシミュレーションが小規模なのは、おそらく↓のような理由?
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

クローンVM1
VM1をクローンしたVM。サイドストーリーの世界?
モニカに特権アクセスを認知させない世界のシミュレーションを行うために用意したもの?

VM2
仮想マシン2、Roがデータを収集している。中規模の世界をシミュレーションしているが詳細不明。
シミュレーションしている仮想世界は「マルコフの肖像」と関係がある?

TEST VM
VM2の接続を安定させるために用意した読み取り専用のVM。
データ回収率を100%にするとサイドストーリーに追加される。
VM2のバイナリデータを解析しているようで、詳細不明の文字列がランダムに表示される。
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

エンティティ
おそらくVM内の人間を表す言葉。ようするにキャラクターのこと。
DDLCのリセットを実行する画面で4つのエンティティが復元されているのを確認できる。この4つのエンティティはMCを除いた文芸部員のデータであり、「Monitor Kernel Access」が含まれているエンティティはモニカのデータであると推測される。
復元されているエンティティの中にMCが含まれないと考える理由は、MCは「モニカがユーザーと強制的な交流を行うために、モニカ自身の手によって生成されたキャラクターである」という可能性があるため。
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

特権アクセス
VMを監視している人間(=プレイヤー)がVMのデータを操作できる(=キャラクターファイルを削除できる)権限であり、VM内部の人間(=モニカ)が上位存在を認識し、自分が身を置いている世界の仕組みに干渉できる(=VMのデータファイルを操作できる)能力。
作中で確認できる特権レベルは「Monitor Kernel Access」と「Monitor Adjacent Runtime-Level Access」の2種類。
ここからは完全な妄想なのだが、VM1のキャラクターの1人、モニカは名前からも示唆される通り「特権アクセス許可を与えられたエンティティ」としての役割しかなく、それ以上の意味を持たない実験体にすぎないのではないか。モニカが攻略対象として設定されていないのは「自分はこの世界において脇役でしかなく、報われる術がないと自覚したキャラクターが上位存在を認識し、世界の仕組みに干渉できるようになるとどのようなことが起こるのか?」という世界をシミュレーションをさせるため。もしくは、ただ単に「仮想世界は特権アクセスを持つモニカの行動を観察することだけが目的だったので、わざわざモニカを攻略対象に設定する必要がない」というだけだったのかもしれない。どちらにせよ、モニカは幸せを求めた末にDDLC世界を破壊した……?
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

サイドストーリー
コントロールシミュレーションの一環だと考えられている記録。おそらく「モニカが特権アクセスを行使しない世界」をシミュレーションしたもの。メールでも指摘されているが「VM1のキャラクターとディテールが若干異なっている」と言われている通り、本編といくつか齟齬が見受けられ、本編の前日譚ではなくパラレルワールドとして考えたほうがいいかもしれない。
本編と大きな相違点は以下の3点。

  • MC(及びプレイヤー)が登場しない
  • モニカがまとも(ゲーム内世界であることに気づいている様子がない)
  • セーブとロードが使用不可(Act3のモニカ部屋も同じようにセーブ・ロードができない)


コントロールシミュレーション
考察を始めた当初、コントロールシミュレーションというのはVM1の世界を観察すること=DDLCをプレイすることだと思っていたのだが、隠しファイルを読んでいるうちに考えを改めた。
コントロールシミュレーションとは、VM1をコピーした「クローンVM1」において、「モニカに特権アクセスの存在を気づかれないように細工し、VM1と異なる仮想世界をシミュレーションさせる」こと。つまりはサイドストーリーのこと。
隠しファイル「Meeting notes 2」の文面「特権アクセス許可を持ったエンティティなしで同一VMの作成~どれも良くない」から、どうやら「モニカに特権アクセスを与えない」という選択はできない模様(モニカが消滅した本編Act4でサヨリに特権アクセスが与えられたことから推測すると、特権アクセスを持つキャラクターはVM内に最低1人は必要なのだろうか?)。しかし、「同じ特権アクセスだけど、エンティティを発見から阻害する~出来そう」という文面から、「キャラクターから特権アクセスを剥奪することはできないが、キャラクターに特権アクセスを与えつつ、それを認識させないように阻害させる=隠蔽することは出来るかもしれない」と捉えることができる。メール「サイドストーリー」の「モニカの特権アクセス許可を彼女に見つからないようにしておくことが、これほど面倒なことであったとは~」という記述からしても、コントロールシミュレーションでモニカに特権アクセスの隠蔽工作を施していたのは確定的と考えていいだろう。
また、隠しファイル「Track 06 name ideas」の文面「コントロールシミュレーション“トラック06”」は「(サイドストーリーが追加された)DDLC+の6曲目の新曲(トラックリストでは19番目)」のことを指している。つまり、コントロールシミュレーションのトラック6=サイドストーリーのトラック6であり、コントロールシミュレーション=サイドストーリー=モニカが特権アクセスを行使しない世界という説を補強している。
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
さらに同ファイルの「オペレーション:ゲームではない」という文面から、些か乱暴な主張になるが「コントロールシミュレーション=サイドストーリーはゲームではない」と捉えることも可能……か? サイドストーリーは完全な一本道でプレイヤーに選択権が一切なかったり、なぜかセーブ・ロードが機能しないのは「ゲームではない」からだろうか? もしかしたら、セーブとロードを封印したのは「モニカに特権アクセスを認知させない」という隠蔽工作のために必要なことだったのかもしれない。
また、メール「キャラクターの矛盾」において、コントロールシミュレーションを行うとしばらくして「特定のキャラクター」がセリフもろとも消失することが確認されている。この「特定のキャラクター」は「モニカとユーザー間で強制的な交流をするために彼女自身で生成したもの」と言われており、コントロールシミュレーションにおいてはモニカが「ユーザーと強制的な交流」をする必要がなくなった(特権アクセスを行使できないため、モニカがプレイヤーを認識できない)ため、「特定のキャラクター」の存在意義がなくなり消失したのではないだろうか。ここまで言えば察せられると思うが、この「特定のキャラクター」というのはサイドストーリーで姿を表さないMCのことではないか?
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
ちなみに、サイドストーリーの序盤でサヨリが「俺はアニメ研究会に入るよ」と言いそうな友達がいると発言しているシーンがあり、その友達はMCである可能性がある。しかしそれ以降サヨリが友達について言及することはない。また、本編でモニカは「サヨリは何よりもあなた(MC)のことをよく話すのよ?」と発言しているが、サイドストーリーではそのような様子はない。
また、メール「何だこれ」の「コントロールシミュレーションからツイッターを投稿しているのでは?」という文面から察するに、まさかコントロールシミュレーションの出来事は現実世界に影響を及ぼすのか?

「そのうち3つか4つの世界はモニカによって当然のように破壊されていた」
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
メール「サイドストーリー」において言及される内容についての考察。考察を始めた当初、この「モニカによって破壊された世界」というのは本編のAct1~Act4のことだと思っていたのだが、「コントロールシミュレーション=VM1と異なる仮想世界」という仮説を思いついてから考えを改めた。
この「モニカによって破壊されていた3つか4つの世界」は本編Act1~Act4の世界ではなく、プレイヤーには感知できない「サイドストーリーの世界“以外”のコントロールシミュレーションの記録」であり、特権アクセスの隠蔽に失敗した世界ではないだろうか。
「当然のように破壊されていた」という言葉から深読みすると、メタバースは「モニカが世界を破壊するのは当然の出来事である」と認識している可能性が高い。メール「次へ進もう」の「これまでVM1を何度リセットした~」という文面から考えて、彼らはDDLC世界を何度も観察したのだろう。そしてそのたびにモニカが世界を破壊する様子を見て「モニカは当然のように世界を破壊する」という認識になったのではないだろうか。DDLCのAct1~Act4は「VM1のシミュレーションにおいては正史と呼んでも差し支えない“正常な姿”の世界」だったのではないか?(あのぶっ飛んだ世界を“正常な姿をした世界だった”と主張するのはおかしな話だと思うが)
「モニカによってVM1の世界は当然のように破壊される」からこそ、秘密チームはクローンVM1を用意してDDLC世界に抜本的な変更を行い、モニカの特権アクセスを隠蔽してVM1の世界を制御するような「コントロールシミュレーション」を企てたのではないか?

秘密チーム
メタバース社において、VMやコントロールシミュレーションに纏わるプロジェクトに携わっているチーム。
「秘密チーム」という名称は、隠しファイル「DDLC」をもとに便宜的に付けたもの。同ファイルによると、秘密チームの中に秘密チームが結成されているらしく、ゲームスタジオ「チーム・サルベーション」を名乗っている模様。
秘密チームのメンバーを以下に記載する。

Paula Miner
プロジェクトマネージャ。
隠しファイル「project plan」において「検討中のチームメンバー」に記載されていないが、おそらく「project plan」の書き手だったのではないだろうか。

Ro Teether
システムエンジニア。
隠しファイル「project plan」によると「司令量子サーバの知識に最も詳しく、アクセスできる」とのこと。
VM2担当?

Ravi Raso
システムエンジニア。
隠しファイル「project plan」によると「Roに次いで詳しい」とのこと。

Lib Musi
エンジニア。
隠しファイル「project plan」によると「libフォルダーの名前競合の修正」とのこと。

Rea Vorte
システム管理者。
メール「サイドストーリー」の送信者。隠しファイル「project plan」において「検討中のチームメンバー」に記載なし。

Ive Laster
リードエンジニア。
隠しファイル「project plan」によるとメンバーに入れない理由がないらしいのだが詳細不明。

隠しファイル「14」とIveの不審な挙動について
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

追記:隠しファイル「14」の重大な見落としをしていたため、この辺りの「14」に纏わる考察は全くのムダである可能性があります。しかし、考察の記録としてそのまま残しておきます。
このページの最後の方で見落とし部分に関する詳細を追記します。

隠しファイル「14」は、何者かがIveへ向けたメッセージである。
はっきり言って「14」の内容は意味不明なのだが、この送り主はIveの大学時代からの友人でありIveに感謝していることが読み取られる。また、Iveは送り主に尽くしていたように思える。
妄想でしかない上に時系列が間違っているかもしれないだが、隠しファイル「Meeting notes 3」においてIveの口数が少なくなったのは、メッセージ「14」を読んだことでなにか思うことがあり、仕事に集中出来なかったからなのではないだろうか。そしてIveは悩んだ末に1週間の休暇を取ることに決め(Iveは2019/12/9の“月曜日”に「今週はこれから休暇に入る」というメールを送っている)、「14」の送り主に会いに出かけた……というストーリーはどうだろうか?
「14」の送り主について、「死を装ってから~」「1400万年の友情」という言葉を深読みすると、もしかしたら人間ではなくAIのような存在なのかもしれない。

Iveの休暇メールの謎
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
上記の項目で「Iveは2019/12/9の“月曜日”に休暇のメールを送っていることから、Iveは1週間まるまる休んだ」という主張をしたのだが、このメールには「(月曜日に入った)今週はこれから休暇をとる」と「今週は多くのデータがとれた」という、明らかに同時に存在してはいけない文面が同居している(月曜日が始まってからメールを出すまでの6分間で大量のデータが取れたと考えれば「今週は多くのデータが取れた」という言葉に問題はなくなるが、常識的に考えて無理があるだろう)。
メールを出した時間帯が0:06であるため、Iveはもしかしたら日曜日のつもりで「今週(実際は先週)は多くのデータがとれた」と言った可能性があるが、それなら「今週(実際は先週)はこれから休暇に入る」というのもよくわからない。その今週もう終わってるよ? なにかしら翻訳の間違えなどがあるのだろうか?(失礼) それともぼくの読解力がゴミクソなのだろうか?
そもそも、メールのタイトル「よい週末を!」もおかしい。時間帯的に考えてメールを出したのは「日曜日終了~月曜日直後」であり、週末のことを言及するには些か早すぎる。
この意味不明なメールの謎を強引に解釈すると、このメールの内容はモニカのような特権アクセスを持つ人物によって改竄されており、2019/12/9という日付は偽りの可能性があるのではないだろうか。そしてモニカによる改竄を考慮すると、メールタイトルの「よい週末を!」について新たな意味を見出すことが出来る。「よい週末を!」を英語にすると「have a nice weekend!」となるのだが、「have a nice weekend!」といえば、本編のAct2でユリが自殺する付近で生成される謎のファイル名も「have a nice weekend!」である。
これは果たして偶然か? もしかしたら、メールのタイトル「よい週末を!」というのは、モニカがこのメールのデータに干渉し、改竄を施したという可能性を仄めかしているのではないだろうか?
なぜモニカがメールを改竄したのかは不明だが、モニカは「Iveは休暇で席を外している」と秘密チームに思い込ませたかったのだろうか? DDLCを破壊するだけでは飽き足らず、モニカはメタバースの秘密チームに対してアクションを仕掛けているということだろうか?
また、「モニカによってメールが改竄されている」という可能性を排除しても、全てのメールには不可解な点がいくつかある。メールの時間帯が全て0:06なのは作為的なものを感じるし、24時間毎にメールが来ているのも不可解。土日くらい休ませたれ。メタバースはブラック企業なのか?
ちなみに、メールのToは全て「無題のメールグループ(使用不可)」となっている。詳細は不明だが、この秘密チームは既に解散されているのだろうか?

VM1で発生した“5番目のエンティティ”
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
「Meeting notes 3」において、VM1に5番目のエンティティがいる可能性が浮上している。
そして偶然かもしれないが、同時期にIveの口数が少なくなっている。
上の方の項目で「Iveの口数が少なくなった原因は隠しファイル“14”にあるのではないか?」という仮説を提唱したのだが、もしかしたらこの“5番目のエンティティ”も隠しファイル「14」と関係があるのではないか?
つまり何が言いたいかと言うと、多少思考が飛躍するのだが、この5番目のエンティティというのは隠しファイル「14」の送り主であり、Iveの友人だったのではないだろうか?
「14」の送り主はやはり人間ではなくAIのような存在で、Iveを探しにVM1までやってきたのだろうか。友人がVM1のエンティティとして現れたことでIveは口数が少なくなった?
それとも……Iveが友人を5番目のエンティティとしてVM1に送り込んだのか……?
また、前項目で「特権アクセスによるメールデータの改竄の可能性」について言及したのだが、もしかしたらこれはモニカの仕業ではなく、この「5番目のエンティティ」の仕業ではないだろうか?

マルコフの肖像
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
ユリが読んでいた小説。DDLCの次回作疑惑を持たれている。
VM2のバイナリデータを解析しているテストVMのランダムな文字列は、物騒なワードや「宗教」という言葉が出ていることから考えて、この「マルコフの肖像」のテキストではないだろうか。
つまり、VM1における「DDLC」と同じように、「マルコフの肖像」はVM2がシミュレーションしている仮想世界なのではないだろうか。
また、「なぜVM2の情報がVM1に小説として登場しているのか?」という疑問が生じるのだが、メール「保護されていないメモリによって生じた問題」によると、「現在VM1が生成するファイルをいくつか調査しているが、一部の情報は『絶対に』あるべきではないもののようだ」「(複数のVM間でメモリプールを共有することによる副次的な作用によって)VM2から切り離されたVM1にアクセス権を与えている」という内容から考えて、おそらくメモリプールを媒介にしてVM1の何かしらのデータがVM2の情報にアクセスし、「マルコフの肖像」という小説として顕在しているのではないだろうか?
また、Act3でモニカが「マルコフの肖像」についてなにか知っているようなことを仄めかしている。特権アクセスを持っている彼女はメモリプールを媒介にしてVM2の情報を把握することが出来るのだろうか?
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

Libitina
詳細は割愛するが、無印版のイースターエッグから導き出される“https://projectlibitina.com/”に登場する幼女。「第3の目」に纏わる非人道的な実験の被験者。
このテキストに記載されているLibitinaの特徴はAct2の(モニカによってバグらされた)ユリに似ているという指摘の声が多い。本編でもMCが「(マルコフの肖像に登場する)キャラクターがユリに似ている」と指摘し、ユリがそれを否定するシーンがあるのだが、これは「Libitina=マルコフの肖像のキャラクター」ということを仄めかしているのではないだろうか(ユリ=Libitinaではないか、という指摘の声も多い)。
また、前項目の仮説で「マルコフの肖像はVM2の仮想世界である」と提唱したのだが、それを踏まえて考えると、マルコフの肖像のキャラクターであるLibitinaはVM2のエンティティ、つまりVM1の文芸部員達と同じような存在ではないだろうか。そして“https://projectlibitina.com/”の内容に含まれている「Third Eye Activation Test 100 PASSED(第3の目 活性化テスト 100 合格)」という文面から、Libitinaは「第3の目」を持っていると考えていいだろう。

第3の目
いくつかの隠しメッセージで登場する詳細不明の能力。第三視点……?
おそらく「第3の目」というのは「通常の人間では認識することが出来ないものを認識できる能力」のことであり、「特権アクセス」と同じような上位次元干渉能力のことではないだろうか。
つまり、「第3の目」を獲得した人間は、自分が身を置いている次元の世界よりも高次元の世界を認識することが可能で、現実においてモニカと同様の「世界の仕組みに干渉できる力」を行使することができるのではないだろうか。この「第3の目」の能力を仮想世界で擬似的に再現したものが「特権アクセス」なのかもしれない。
もしかしたら、Libitinaはモニカと同じように特権アクセスを与えられているエンティティであり、VM内の人間が特権アクセスを「第3の目」として認識しているのかもしれない。それとも……VM2内の人間が特権アクセスを持ってないエンティティに対しても「第3の目=特権アクセス」を獲得させるような手段を手にしたのだろうか……? それを模索するために非人道的な人体実験をしていたのか……?

パラレルユニット/パラレルアクセスユニット
最後(時系列的には最初)のメール「次へ進もう」にて言及される「VM2への接続の安定性を高めるためのアイデア」に関係しているもの。ぶっちゃけよくわからん。
「(VM内の)ログファイルの一部には、ひとつのパラレルユニットへ複数の個人による潜在的なアクセスを一つにまとめたことを、彼らが施行したことが示されている」という文面から、VM内の複数の人間が「パラレルユニット」なるものにアクセスしようと試みたと考えられる。そして「VM内に構築されたパラレルアクセスユニット」は、VM内のログで「Project Libitina」と呼ばれている。
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

Project Libitina
詳細不明のプロジェクト。VM内で構成された「パラレルアクセスユニット」なるものの呼称。
VM2のバイナリデータを解析しているテストVMには、「Project Libitina」に関わるような内容がいくつか見受けられる。

引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
「名前は死をほのめかす~」というテキストは一見「Project Libitina」と関連がないように思われるが、「Libitina=古代ローマにおける死と葬儀の女神」ということを考えると、「名前は死をほのめかす」というのは「Project Libitina」或いは被験者のLibitinaのことについて言及していると思われる。
また、「物質的な自己から自由になろうとする私たちのミッション」という文面からも考えて、VM2内の人間は「物質的な3次元世界からの解放(つまりは上位次元への干渉)」を試みようとしていると思われる。
これらの要素を「第3の目」と無理矢理結びつけると、VM2内の人間は物質世界から解放するために、上位次元干渉能力である第3の目を獲得しようとしていたのではないだろうか。そして、それを実現させるために編み出した方法(或いは装置)が「VM内で構成されたパラレルアクセスユニット」ではないか?
つまり何が言いたいかと言うと、「Project Libitina」や「パラレルアクセスユニット」の関係はこういうことではないか↓

Project Libitina=物質世界からの解放が目的=上位次元を知覚できる「第3の目」を獲得することで可能=そのための手段(或いは装置)=パラレルアクセスユニット


「特別な詩」で自傷行為をしている人物
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
「特別な詩」の中には書き手が自傷行為を行っているものがある。その書き手は、内容からしておそらくモニカではないだろうか(「今日初めて~もうこんなことはしない」という文面からユリの可能性は低い。おそらく伏せ字部分がユリ)。モニカがなぜ自傷行為に及んだのかについてはっきりしていないが、おそらく自分の存在を確認したかったのではないか? 特権アクセスにより「この世界や自分たちはプログラムでしかない」という現実を突きつけられたモニカは混乱の末に「そんなことはない! 私は血の通った人間よ!」という気持ちで自傷行為に及んだ? 衝動的に発散したことでスッキリし、その記念として紙に血をつけた? 我痛む、故に我あり。無論、VM内の人間が感じた「痛む」「血が出る」といった反応もプログラムでしかないのだが……。
つまり何が言いたいのかと言うと、VM内の人間が行う自傷行為は「自分はプログラムではない。血の通った人間である」と自ら証明するため、衝動的に行ってしまう発作のようなものかもしれない。

殺戮マシン
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
Act2でユリが「マルコフの肖像」について語る際に「そこ(人体実験の監獄)に収容された人々は血に飢えた殺戮マシンになってしまうという特徴があるんです」という発言をしている。
今まで得た情報から、この人体実験というのは「第3の目」に纏わる非人道的な実験である可能性が非常に高く、収容された被験者は「第3の目」の獲得を施された可能性が高い。
被験者が「第3の目」の獲得に成功したのか失敗したのかはともかく、もし成功していたとしたら、この「第3の目=特権アクセス」を獲得したことが原因で殺戮マシンになってしまったのではないだろうか。
つまり何が言いたいのかと言うと、前項目の自傷行為とは逆のパターンで「第3の目」を獲得した人間が「周りの人間は血が通っていないプログラムでしかない」と認識してしまい、そのため良心や倫理観を喪失して殺戮マシンとなっていくのではないか? そう、友達を“ロボット”と称してキャラクターファイルを削除したモニカのように……。
もしくは、そういう人間が「周りの人間はロボットじゃないよな?」と安心するために、生身の人間を殺傷してそれを確かめているのかもしれない。どちらにせよ、行動的には殺戮マシンであることには変わりない。
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

メール「目的を忘れないように」
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
このメールはVM1の観察において、特権アクセスを持つ人間=モニカの感情や行動を分析するためのデータ収集の指標と思われる。
いくつか気になる点があるのだが、「特権参加により、いかに武器化が行われるか?」という文面について考察する。
この言葉を言い換えると、こうなるのではないだろうか↓
「第3の目の獲得により、いかにして殺戮マシンとなるのか?」
つまり、前項目で考察した「第3の目を獲得した人間は殺戮マシンとなる」ということをメタバースは予め把握していたのではないか?
そして、「なぜ第3の目を獲得した人間は殺戮マシンになってしまうのか?」という経緯を仮想世界でシミュレーションしてデータを集めていたのではないか? その分析のために用意されたのが「仮想世界DDLC」「特権アクセス」「モニカ」なのではないか?
また、「世界を破壊せしめる~原因となるものはどれか?」という文面から、「第3の目を獲得した人間が武器化=殺戮マシンになる経緯」と同時に「第3の目を獲得した人間が、世界を破壊するようになる経緯」も分析していたと考えられる。

VM内の人間(エンティティ)の遺伝子モデル
隠しファイルには「遺伝子モデル」という言葉が何回か使われており、「Meeting notes 3」では「オリジナルの遺伝子モデルではないエンティティ(キャラクター)」について言及されているが、この言葉から「オリジナルの遺伝子モデルを持ったエンティティ」もいるという解釈ができる。もしかしたら、VM内の人間=エンティティは、実在する人間の遺伝子をもとにして人格データをコピーした「ほぼほぼ現実に存在している人間そのもの」なのではないだろうか? だからこそ、そのような存在をシミュレーションによって残虐的に扱うことに対して倫理的な問題を心配する社員がいるのではないか?

メタバースの目的
完全な妄想だが、メタバース社の秘密チームは現実世界において上位次元干渉能力(=第3の目)を獲得しようとしている。そのために「(第3の目を擬似的に再現した)特権アクセスを持つ人間が存在する世界」をVMでシミュレーションしてデータを収集している。また、仮想世界のシミュレーションは「第3の目」を獲得した人間が危険な「殺戮マシン」と化したり、世界を破壊するような行動に出た場合の対処を模索するためでもあり、メタバースには「第3の目に纏わる悪影響から世界を守る」という使命がある。「第3の目」から世界の破壊を防ぐために……「第3の目」から世界の平和を守るために……そう、メタバース・エンタープライズは愛と真実の悪を貫くラブリーチャーミーな敵役だったのだ……。

長くなったので簡単なまとめ

  • 「第3の目」とは上位次元干渉能力であり、世界の仕組みに干渉できる能力である。
  • 「第3の目」を獲得した人間は「殺戮マシン」になる。
  • 「特権アクセス」は仮想世界において「第3の目」を擬似的に再現するための仕組みである。
  • メタバースの秘密チームは、VM内に「特権アクセス」を持つ人間が存在する仮想世界をシミュレーションしてデータを収集し、「第3の目」を獲得しようとしている。また、我々の世界=現実で「第3の目」を持った人間が殺戮マシンになったり世界を破壊するといった行動をとる可能性(仮想世界と同一のシナリオ)を懸念しており、それらに対処するための手段も模索している。
  • VM1の仮想世界「DDLC」は、「第3の目(=特権アクセス)を持った人間がどのような行動をするのか?」というのを調査するための小規模シミュレーション。特権アクセスを持った人間というのは言うまでもなくモニカのこと。そしてモニカは「当然のように世界を破壊させる」らしい。
  • メタバースの秘密チームはVM1のDDLC世界を制御しようとしており、クローンVM1を作成してモニカに特権アクセスを認知させないように隠蔽工作を施す「コントロールシミュレーション」を実行した。その一環として記録されたのが「サイドストーリー」である。また、コントロールシミュレーションの記録のうち3つか4つの世界は特権アクセスの隠蔽に失敗してモニカに破壊されたと思われる。
  • VM1に発生したと思われる“5番目のエンティティ”とは、Iveに向けて隠しファイル「14」を送った人物(或いはAI)である。
  • 秘密チームのメールには不可解な点がいくつか存在するが、これはモニカ或いは“5番目のエンティティ”によってデータが改竄された可能性がある。
  • VM内の人間が行う自傷行為は「自分はデータではない。血の通った人間である」と自ら証明するための発作のようなものである。
  • VM2の仮想世界は「マルコフの肖像」であり、そのキャラクターであるLibitinaはVM2のエンティティであり、「第3の目=特権アクセス」を保有している。
  • VM間のメモリプールの共有による副次的な作用によって、VM2の情報がVM1に小説として顕在している。
  • VM2内の人間は「Project Libitina」と呼ばれるパラレルアクセスユニットを用いた手段によって「第3の目=特権アクセス」を自分達の力で獲得している可能性がある。


あとがき
あー疲れた……「自傷行為が存在確認のためならユリの自傷行為はなんなんだよ」とか「ネクサスってなんだよ」とか「Daphneってなんだよ」とか、まだまだ考察しきれてない要素がいくつかあるけど、全部考察していくときりがないしそろそろプラモを作りたいので一旦終了します。ここの考察は妄想が多いため殆ど的外れで間違っている可能性も高いですが、それでも自分なりにメタバース社の目的や「第3の目」の概要を把握できただけよしとしましょう。果たして答え合わせできる日が来るのだろうか……?




追記
この記事を書いてから数日後、なんとなくもう一度隠しファイル一通りを眺めていたところ……
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
ん? よくみたらこれスクロールできるぞ?
……














引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版

ああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!?
どうして見落としてたんだ大馬鹿野郎!!!!!!!

というわけで、「14」に纏わる考察をやり直さないといけなくなりました。チクショオオオオ!!!!


隠しファイル「14」
送り主はPaulaである。しかし、Paulaのメールは「仕事バリバリ人間!」という感じの文体であるが「14」の文体は乙女チックであり、とても同一人物が書いたものとは思えない。Paulaは仕事モードとプライベートモードを切り替えられる人間だったと考えれば何も問題ないが、もしかしたらメタバースのPaulaは偽物という可能性があるのではないか? Iveは「14」を受け取ったことでその可能性に思い至り、メタバースの会議中に「Paulaを騙ってるこいつ誰やねん、こわ……」という感じで口数が少なくなっていた?
また、「メタバースで一緒に働く~」という文面から、Paulaがメタバースに入る前か退社後である可能性がある。もしくは、Paulaはメタバースで働いているが、Iveはメタバースにいないという状況なのだろうか?

Ive失踪説
これは妄想でしかないが、Iveは2019/12/9に休暇を取って以降消息不明となり、それから何年もメタバースに顔を出していないではないのだろうか? そして失踪したIveに向けてPaulaの想いを綴ったのが隠しファイル「14」だったという説。
そう考えると、いくつかの文面はこのように解釈できる↓

  • 「(Iveが失踪して)何年も経ったけど、今どこにいるのかな???」
  • 「(Iveがいなくなってから)あなたがずっと一番の親友でいてくれたことを思い出させてくれる」
  • 「(もう一度Iveと)メタバースで一緒に働くことになるって想像する」

しかし、「卒業をしても~大人の環境にだんだんと慣れちゃったのかな?」というゆるい感じや、「戻ってきて」というような言葉がないため、Ive失踪説はおそらくないだろう。

“シニアエンジニアじゃないからあなたが推薦してくれても、大した力になれないって言ってた”
この文面は2通りの解釈ができる。
パターン1

  • あなたは「シニアエンジニアじゃないからあなた(Paula)が推薦してくれても、大した力になれないって」って言ってた

パターン2

  • 私は「シニアエンジニアじゃないからあなた(Ive)が推薦してくれても、大した力になれない」って言ってた

どちらのパターンでも文面に不可解な点がある。
パターン1の場合、「シニアエンジニアじゃないから“私が推薦しても”、大した力になれないって言ってた」という文面のほうがわかりやすいし、そうしなかったとしても“あなたが「シニアエンジニア~力になれない」って言ってたのは~”というように、最初に“あなたが”という言葉と、セリフの部分に「」をつけるべきである。
パターン2の場合、「シニアエンジニア~力になれない」は自分の発言となるので「言ってた」ではなく「言った」にしたほうが自然。
その後に続く「でも~思い描いていた将来だから」という文面から察するに、この文章は「あなたはor私はかつてそう言ってたけど、それでも私はあなたとメタバースで一緒に働くことを想像してる」という解釈をするのが自然だと思われる。パターン2の場合だと「そんな未練たらたらで女々しいこと言うくらいなら最初からメタバースに入社してりゃ良かったやんけ」となりPaulaの株が落ちてしまうので、ここではパターン1と仮定する(雑)。

隠しファイル「14」から読み取れること

  • PaulaとIveは親友であり、数年前までは大学生だった
  • この一年で「とても信じられない」ようないことが起こった
  • PaulaはIveに感謝している
  • Paulaは死を装っており、山脈に住んでいる
  • Paulaは「Daphne」なる人物(或いは組織か土地?)と別れており、Iveはそれを手伝った
  • PaulaはIveを思い出すと“あの計画”も楽しみに思い浮かべる
  • Paulaはメタバースで働いており、Iveを誘おうとしたが「シニアエンジニアじゃないからあなた(Paula)が推薦してくれても、大した力になれない」と言われて断られている。しかしIveはメタバース社員であるのが分かっているため、最終的にPaulaの願いを聞き入れたと思われる。また、これらを踏まえて時系列的に考えると、この隠しファイル「14」はIveがメタバースに入社する前に送られたメッセージだと推測される。
  • PaulaはIveにいつもストレスを抱え込ませていると思っている
  • IveはPaulaに「私じゃ返しきれないこと」と言われるほどPaulaになにかしら尽くしている
  • PaulaはIveと一緒に世界の終わりを見届けるまで、Iveのことを想い続けている
  • Paulaは「(Iveと)また1400万年の友情が続きますように」と願っている


隠しファイル「14」は何かしらの暗号説
内容が意味不明なため、この文書はもしかしたらIveもしくはメタバース社員にしか解読できない暗号文だったのでは?
もちろん妄想というかただの思いつきなのでそんなことはないと思うが、一応仮説として提唱しておく。

5番目のエンティティ
引用:ドキドキ文芸部プラス! Nintendo Switch版
隠しファイル「14」の送り主=Paula確定により、この記事で提唱した「5番目のエンティティ=Iveの友人かつAI説」はほぼ破綻した。
じゃあこの5番目のエンティティってなんやねん……。
「実はPaulaは1400万年を生きれるAIだった」と考えればAI説と無理矢理こじつけることもできるが、なんだか微妙な主張であるため、ここでは別の可能性を考えたい。
また、「5番目のエンティティ確認と同時にIveの口数が少なくなった」ということからIveの関係ある人物だとこじつけたいのだが、皆目見当がつかない。もしかしたら特にIveとの関係性はなく、Iveは会議中にお腹が空いてて元気がなかっただけかもしれない(ヤケクソ)。
うーん、わからん……。 ストレートに考えてMCか? いやしかし、彼はモニカによって生成されたキャラクターの可能性が高いし……。
あっ(閃いた)。
もしかしたら、「Meeting notes 3」はVM1でモニカがMCを初めて生成した瞬間の出来事で「なんか新しいキャラクターが生成されてるんだけどなにこれ?」という話だったのではないだろうか……?
そして、クローンVM1は「その瞬間のVM1」をスナップショット(コピー)したものであり、必然的にクローンVM1にもMCが存在する世界となっているが、考察したようにクローンVM1ではMCの存在意義がないため途中でセリフもろとも消失している。
つまり、「5番目のエンティティ?」はMCである。MCはモニカが生成したたキャラクターであるためオリジナルの遺伝子モデルはないし、キャラクターフォルダ(データダンプ)の中にMCが存在しないのは他ならぬプレイヤーが確認している。