「リフトを外せ」

アオシマの1/350サンダーバード3号を製作しました。このキットに手を出したのは人生初です。
噂には聞いていましたがプロポーション抜群で感動しました。さすがアオシマのサンダーバード。今まで所持していた3号の立体物の中で最高のプロポーションです。
ドッキングリングは3種類(格納庫モデル、宣伝用改修モデル、後期縞々モデル)から選択できますが、今回は後述する理由から縞々タイプを選択しました。
本当は付属のスタンドを使って様々なアングルの写真をいくつか取りたかったのですが、まだ接着剤の乾燥中なのでポロリしないように縦置きしています。
というのも、実は乾燥するまで我慢できずに一回スタンドに置いたらポロリした(というか転げ落ちた)ので、スタンドに飾るのは一旦様子見しています。完全硬化するまで待ちましょう。
使用キット
アオシマ 1/350サンダーバード3号
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使用塗料
水性ホビーカラー
・ミッドナイトブルー+ホワイト
・ブラック
今回塗装を行ったのは冷却フィンとケツのグレー部分と、胴体とエンジンに繋がってる細いアレ(粒子加速器らしい)のストライプの黒い部分だけです。
要は青色ランナーの部分だけ塗装しており、本体のオレンジは成形色のままです。
塗装を手抜きした理由は3つあります(3号だけに)。
1つ目は製作にかける時間が少なかったこと。
実は3号を作り始めたのとほぼ同時にコミケの当落が発表され、所属しているサークルのLuciolizeが受かっていたので百合ゲー製作の作業を最優先しなければならなくなりました(決してコミケのことをド忘れしていたわけじゃななななないよよよよよよ?)。
ゆっくり時間をかけて3号を作るのも良かったのですが、もし3号の製作に気を取られてしまったことが理由で新刊落としたらやるせない気持ちになってしまうので、できる限り早めに3号を完成させるという路線に走りました。
……実は作りかけで放置してるプラモは他にもあるんですが、あまりにも放置期間が長いと開き直って再開するのが億劫になってしまい……。
なのでサンダーバード3号はそういうことにならないようにしたいこともあり、「少なくとも12月に入るまでに3号を完成させよう」という気持ちで百合ゲーを作りながらこつこつ3号の製作も進めていました。
2つ目は「もしかしてこのキット、殆ど塗装なしでもいけるんじゃね?」と思ったこと。
実はこのキットを作る直前までは塗装する気満々で、特に青色ランナーは塗装必須だと思っていました(そもそもこのランナーの成形色が青なのが謎。冷却フィンはブルーグレイらしいけど、ほぼグレーなんやしグレーでええやん……)。
また、ドッキングリングについても説明書では全面的に白色と指定されていますが、資料を見る限りドッキングリング下部のギザギザは本体と同じ色に塗らないといけないです。しかし、1つ目の理由の通り時間を掛けて製作するわけにはいかなくなったので、どうにかして塗装を最小限に抑える方法はないかと3号の資料を確認していると、衝撃なシーンを発見しました。
それは「宇宙放送局の危機」でサンダーバード3号が宇宙で横向きに飛んでるシーン。
この3号のドッキングリング全部真っ白じゃん!!!!!!
これを見た瞬間、ドッキングリングの下部のギザギザを真っ白にして作っても「この3号は宇宙放送局の危機バージョンなんだ!」と言い張ればドッキングリングの色分け塗装は不要であると気づきました。よってドッキングリングは塗装なしでも大丈夫!!
そしてこの3号のドッキングリングは縞々モデルなので、他のモデルで作ってしまうとこの言い訳ができなくなるので注意しましょう。もしかしたら他のモデルでもギザギザ部分が白くなってるのがあるかもしれない。
また、3号の本体の色は赤だったりオレンジだったり、人によって解釈が異なります(ちなみにサンダーバードリアルタイム世代の知り合いのコレクターにTB関係の資料を何冊か貸してもらっているのですが、その資料にはオレンジと書かれていました)。
2号のプラモを作るときに「2号の緑」を自分なりに模索していたのが大変だったこともあり「3号の色ってどうやって作るんだ…」と辟易ながらランナーの成形色を見てみると「もうこの色でよくね??」と思ってしまったので、今回の3号はガンプラを作るような感覚で成形色で試そうと思いました。そして他の色わけが必要な部分はご丁寧にデカールが用意されているので、今回の3号製作はこのデカールも活用する路線で決定しました。
そして3つ目の理由。これが最大の理由なのですが、今回の3号の製作目的はあくまで「練習」です。
プラモを作るからには出来る限りベストを尽くして製作したいのですが、今のぼくの技術でプラモを完璧に仕上げるのはとても難しい。
なにせ小学生ぶりに塗装必須のプラモの製作&筆塗り以外の方法で塗装に挑戦してからまだ半年しか経ってないのぺーぺーの初心者なので、プラモ経験があまりにもなさすぎる。
失敗が怖くてウェザリングをするのもためらうしマスキングもガバガバ。無論将来のためにどんどんチャレンジしたほうが良いのですが、3号のプラモは複数購入したので(転売目的ではない)とりあえず練習用に1つ完成させようと思いました。RTAでいう試走みたいなものです(わけわからん)。
それに今まで制作した秘密基地以外のサンダーバードプラモは小学生の頃に一度製作した経験のあるものです(アオシマの1,2,5号)。なので今までの製作は復習かつリベンジみたいな感じだったので精神的な敷居は低めでした(それでも10年以上ぶりということもあって苦戦しましたが……特に5号)。
そういう経験から、この3号キットも一度確実に完成させることを目標にして次に繋げる自信を付けようと思いました。プラモはどういう理由であれ完成すればそれだけで偉いのです。
塗装も最低限すぎるのでストレート製作にもほどがあると思いますが、「完成品を見るだけで目を背けたくなるってしまうほどの大失敗」という結果にはならなかったので良かったです。むしろ個人的には「練習用のつもりだったけど意外とええやん…!」という感じです。
これに墨入れとかウェザリングとかするともっと良くなるんだろうなぁ……。次に3号を作るときは頑張ってみよう。
おまけ
新旧サンダーバード3号プラモ

1967年製と2013年製のサンダーバード3号。これが2021年に同時に再販される(1967年製は5号と同梱)というのはすごい。
年の差は46歳。
この3号の進化っぷりをみると、イマイのサンダーバードの魂はアオシマに引き継がれているのがよくわかります。アオシマさんにはこれからもサンダーバードプラモの発展に期待しています。
みんなで作ろう! アオシマのサンダーバード!